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7/18更新掲載総数122件

【サロン開業インタビュー】ネイルサロン&スクール「アトリエワイズ」中川 康世さん

プロフィール

中川 康世(なかがわ やすよ)さんとは?


プロフィール2
 ネイルサロン&スクール「アトリエワイズ」
 代表 中川 康世さん



  業態:ネイルサロン&スクール
  最寄り駅:京王線「府中駅」
  店舗タイプ:テナント物件(大型商業施設内)
  運営:スタッフを抱え運営
  サロン:アトリエワイズ





 自宅のわずか6畳という狭い部屋からネイルサロンとスクールを一人で始め、
 現在は、大型商業施設内にお店を構えるまでに。
 ネイルサロン事業・ネイルスクール事業・ネイルイベント事業・ネイリスト起業セミナー
 事業など、幅広く展開。スクールでは、個人個人に合わせたペースで講座を受けられ、
 一定のレベルに達すると、現場研修が受けられる仕組み、「トレーニングサロン」
(スクール生が実際のお客さまに施術体験ができる)を完備。即戦力として知識と技術が
 身につく環境が整っている。


小川から見た中川さん


中川さんを一言で表すと、

自然と人を巻き込んでいく魅力を持ったサロンオーナーさん

とにかく、チャーミングな方です。

お会いする前の印象と、実際にお会いしてからの「ギャップ」に、
僕はやられてしまいました。笑

とても丁寧で、かしこまって対応をされることを勝手に予想していたのですが、
お話していくと、とても気さくな方で、
ユーモア溢れる、素敵なオーナーさんでした。

紆余曲折を経て、今のサロンに至ったお話の中で感じたのは、
周りの期待に応えることで行動を生んでいくタイプの方だなということ。
だからこそ、自然と周りに必要とされ、気づいたらすごく大きな規模のことを
やってのけてしまっている。

「私は何もしてないのよね」

という言葉を何度も口にしていらっしゃいました。
その言葉の裏には、これまで関わってくれた方への感謝の
気持ちがこもっている気がしました。

6畳一間からスタートし、どうやって今の規模のサロンになっていったのか、
そして、継続していくためのコツとは何なのか?

それでは、
中川さんのインタビューです!

インタビュー

中川さんのこれまでの歩み


(インタビュアー小川)●ネイルサロンをはじめてどれくらいですか?

(中川さん)このテナントでは6年、自宅サロン時代を含めると17年ですね。
もともとは自宅の一部の6畳一間でサロンとスクールをやっていました。
やっていくうちに手狭になったので、貸し教室を使うようになり、
さらに分譲マンションに事務所を移転し、
そして現在のくるる(府中駅直結の商業複合施設)でサロンOPENという流れでやってきました。

ここまで来るのに、本当にいろいろありました。笑

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一番はじめは、都内の某有名ネイルスクールで学び、
そこで、有り難いことにインストラクターをやらせてもらっていました。
なので、自分で独立するとしたら、スクールのみでやっていこうと思っていました。
だったんですが、実際にスクールをやっていた中で、スクール生に、

「卒業したら、サロンで勤務したいんですよね、中川さんの。」

こんな要望をいただき、じゃあやろうか!
ということでサロンをすぐに始められる状況ではありませんでした。
開業できる資金がなかったのでまずはイベントからスタートする事になりました。

自宅兼サロン→マンションサロンとやっていく中で、
有り難いことに、たくさんお客さまが来て下さり、部屋が手狭になっていきました。

そんな時、駅前大型商業施設(くるるとは別の商業施設)で、
スポットでイベントをやらせてもらえる機会があったんです。

そこで、私たちも予想だにしなかったのですが、
大行列ができたんです。

当時はまだ、ネイルというものが一般化しておらず、
まさかこんなに行列ができるとは思わなかったです。

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あまりに反響が良いので、途中からお客さまにアンケートを取るようになり、
そのアンケートを施設のデベロッパーに持っていったら、じゃあ常設としてやろうよ、
ということになり、お店を出すことになったんです。

でも、お金がなかったので、
どうしようかなと考えていたんですが、
施設側から、

「敷金や保証金、家賃はいらないので、ぜひやってほしい」

というオファーをいただいたんです。

●敷金や家賃が免除されたんですか??

はい、売上の何%か納めてもらえればいいということで。
女性を集客できるというのは、施設にとってもメリットですからね。

さらに、大きなきっかけとして、
毎月イベントをやっていた中で、ある月にスタッフが集まらず、
開催できないときがあったんです。
そのときに、お客さまからあるクレームをいただいたんです。

「ネイルっていうものはね、定期的にやらないとダメなの、なんで途中でやめるの?」

という、開催の催促クレームというか。

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●催促のクレームってなかなかないですよ!笑
それ、すごくないですか?

有り難いですよね。

●その駅前大型商業施設からどうしてくるるのほうに移転することになったんですか?

お店を出したあとに、
さらに駅から近い駅ビルのくるるがOPENしたんです。

より駅から近いので、
くるるに移転するべきだと考えたんです。

もともと今のこのお店の前は喫茶店が入っていたんです。
その喫茶店のカルボナーラが私は大好きで、通っていたお店でした。
ただ、その喫茶店の奥様が病気になり、お店を閉めることになったんです。
そのとき、

「ここにお店を出したい。」

と思ったんです。
でも、フロアごとに出店するジャンルの決まりがあったりして、
ネイルサロンをこの区画に出すことは難しいと、断られたんです。

諦めかけていたときに、
そのもともとあった喫茶店のオーナーに、
「ここにサロンを移転したいんですよね。」
ということをポロっとこぼしたら、
オーナーが施設の管理者に直接交渉してくれたんです。

「僕は、中川さんにこの区画に入ってほしい」と。

私が喫茶店に通っていたことや、
カルボナーラの大ファンだったことを伝えたら喜んでくれて、
そういったことも、交渉してくれた一つの要素だったかもしれません。

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本当に嬉しかったですね。
ここに出店できたのは、カルボナーラの力ですね。笑

●結局、人と人とのつながりが、何か特別なものを起こすんですね。
いい話すぎです!


集客について


●集客はどうやってるんですか?

くるるの施設自体の集客力があるので、
そこまで困ってはいませんでした。

でもその中でも私が一番やってて良かったのは、ブログですね。

ブログでは、ネイルではなく、「私」を売っているんです。

ネイルサロンさんで多いのは、ネイルの画像を
載せているところが多いですが、
それだけだとまったく印象に残らず、差別化にならないんです。

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●なるほど、確かに、同じようなことをしていても、
覚えてもらうことって難しいですもんね。
でもなんで、「自分を売る」ということが差別化になるって気づいたんですか?

糸井重里さんの、「ほぼ日刊イトイ新聞」がヒントになったんです。

●あれって、かなり尖ってますもんね。

糸井さんのブログが好きで、ずっと読んでいたんですが、
ある時ふと、

「どうして私は、彼のブログをこんなに読んでいるんだろう?」
って疑問に思ったんです。

そこで感じたのは、
彼の、日々のちょっとした考えを知れるのが好きだったんです。
そのうち、彼が商品を売り出したらその商品ですら欲しくなってしまい
買おうとしている自分に気づいたんです。

これだ!と思いました。

ただネイルをやりたいんだったらうちじゃなくていい、
私に会いたいと思って来てくれるようにしよう、そう考えたんです。

●糸井式で上手くいったんですか?

そうですね、セミナーをやるようになって特に効果を実感したのですが、

「セミナーの内容はよくわからないけど、中川さんに会いたくて来ました。」

という人が現れるようになったんですね。

今でも印象的なのは、
名古屋で、セミナーを開催したときに、
最後に握手を求められ握手会みたいなのが始まりました。
芸能人みたいだと軽く勘違いしそうになりましたね私。笑

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そのときにある方から、
「私、ネイルにぜんぜん興味ないんですけど、あなたの話を聞きたくて来たんですよね。」

と言われて、
これは本当に嬉しかったですね。

●究極の褒め言葉ですね!


サロンの名前のつけかた


●アトリエワイズというサロン名は、
どうやって決めたんですか??

自宅サロンからはじめたので、
小さいスペースであるということをちゃんと伝え、
でもイメージを損なわないようなフレーズってないかなと考えて、
「アトリエ」という言葉に行き着きました。

●アトリエって、絶妙なフレーズですね。
隠れ家的なカッコよさもありますし。

そうなんですよね。
うしろのワイズというフレーズは、私の名前の康世(やす)のYから取りました。
幼い頃から社長になることを夢見ていて、「ワイズ」という
名前は当時からなぜか頭にあったんです。

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●幼い頃から社長を目指していたんですね、、、すごい。


メニューの値段設定について


●自宅サロンのときから同じ値段設定なんですか?

はい、うちは正直高いです。笑

値段で、お客さまの層が変わってくるんです。
値段設定を高くすることで、
ある程度お金を払ってでも良いサービスを受けたいという方が来てくれます。
そして、私たちスタッフ側も、それに見合うサービスを提供しようという意識になり、
技術やサービスのレベルが上がるんです。

私の考えですが、値段が安いと、

「大丈夫かな?」
「安いということは、サービスの質が悪いのではないか?」

という不安を感じさせてしまうと思うんです。

●自宅サロンや個人サロンは、一人で営業しているケースが
多いので、1日に受けられる人数も限られますよね。
なので、しっかりと値段を設定してそれに見合うサービスを
提供するという方向に進んでいったほうが、続くサロンになる気がします。

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ネイルスクールのウリについて


●サロンとは別に、ネイルスクールを運営されていますが、
スクールのウリを教えてください。

生徒さんそれぞれに合ったスケジュールで、
カリキュラムを進めるという点ですね。

まず卒業までの計画を立ててもらいます。

例えばAさんが、この日に開業すると決めたとしたら、
ではそのためにこの日までに何をやって、
この日までにどうなっていなきゃいけないか。
それを本人に計画を立ててもらいます。それを私も一緒に考えます。

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本人が立てた計画をもとに、現在と理想のギャップを埋めるという
作業をしていくんです。

もう一つのウリは、
学んだ技術をうちのサロンで実践できるということですね。

トレーニングサロンという、
「スクール生が施術する代わりに、低価格でネイルをやってもらえます。」
というサービスを設けているんです。

ただ学んだだけではなく、
実際にお客さまに施術した経験って、
卒業後にすごく活きてくるんです。

●それはすごく良い仕組みですね。
低価格で受けたいというお客さまにとっても良いですし、
何より生徒さんにとって、貴重な場ですね。


最後に


今でも忘れられないことがあります。

私、あるとき疲れすぎて、お店を閉めようかと思っていた時期があるんです。
そのときに、あるお客さまから、
「私ね、ネイルやってて、良かったなって思うんです。仕事で疲れたときに、
ふとネイルを見ると癒されるんです。ほんとありがとうって思っちゃうのよね~!」

施術中にそう言われて、
涙がこぼれそうで、顔を上げられなかったのを今でも覚えています。

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この仕事を辞めようと思った時期に、神様がくれたメッセージだと思ったら、
絶対がんばらなきゃって思いましたね。

●もう、いい話すぎます!
そんな言葉をいただいたら、辞めれなくなっちゃいますね。

本日はいろいろなお話を聞かせていただき、
本当にありがとうございました!

編集後記


中川さんにインタビューをさせていただき、

ネイルの技術ではなく、自分の魅力を売る

とにかくこの言葉が印象に残っています。

プロとして、技術があるのは当たり前、
そこにプラスαとして「また来たい」と思わせることができるのは、
人間力の部分なんだなと。

人にはそれぞれ個性がある、まずは自分の個性を知り、受け止める。
自分の人間性は、お客さまにどんな価値を与えることができるのか?

技術だけではなく、もともと自分が持っている魅力もサービスの一部である。
この意識を持つことができれば、もっとできることがあることに気づけます。

中川さんにお会いしたことで、なんかこう、人間の可能性って、 やっぱり限りないなと思うことができました。

サロン開業を目指している準備をされている方、
スキルアップをもちろん欠かせないですが、それと同時にぜひ、

「自分自身の人間力を磨く」

この部分にもトライしていってほしいなと思います。

中川さん、本当にありがとうございました!

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中川 康世さんサロン情報


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 【ネイルスクール「アトリエワイズ」】
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在学期間1年2ヶ月・通常896,400円→498,500円(税込・教材使用料込み)


 ■ネイルスクール「アトリエワイズ」HP
 http://yz-nail.com

 ■スクールへの問い合わせはこちら
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